1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

ヘッジファンドが金融安定脅かさないか注視を=英中銀副総裁

ロイター / 2020年10月16日 13時18分

 10月15日、イングランド銀行(英中央銀行)のカンリフ副総裁(写真)は、投資資金を全て借り入れでまかなっているヘッジファンドが金融の安定を脅かさないか精査する必要があると指摘した。写真は英リバプールで2017年11月撮影(2020年 ロイター/Phil Noble)

[ロンドン 15日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のカンリフ副総裁は15日、投資資金を全て借り入れでまかなっているヘッジファンドが金融の安定を脅かさないか精査する必要があると指摘した。

カンリフ氏は米シンクタンク、ピーターソン国際経済研究所が主催したオンラインイベントで、ヘッジファンドがレバレッジをかけて安全そうに見える投資を行っている場合でも「危険」となり得ると述べた。

「異常な状況下で物事が不利になり始めたときに、レバレッジと追証が打撃になる」と指摘し「こうした一部のヘッジファンドの戦略を精査し問題とならないようにする必要がある」との認識を示した。

「現物市場とデリバティブの間で裁定取引を行う投資家の存在は平時においては素晴らしいことだが、ストレスの高い局面でそのコストが大きな脆弱性になる場合はそうでなくなる」と指摘した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください