米、ロシアの新START1年延長案を拒否 核配備凍結も要求
ロイター / 2020年10月17日 5時23分
米ロの核軍縮の枠組みである新戦略兵器削減条約(新START)の延長を巡る交渉で、ロシアが提案した条約の1年延長を米国が拒否する姿勢を示した。フセヴォロシュスクで昨年3月撮影(2020年 ロイター/ANTON VAGANOV)
[モスクワ/ワシントン 16日 ロイター] - 米ロの核軍縮の枠組みである新戦略兵器削減条約(新START)の延長を巡る交渉で、ロシアが提案した条約の1年延長を米国が拒否する姿勢を示した。
ロシアのプーチン大統領は、国営テレビで放送された安全保障会議で、条約はこれまで効果的に機能していると指摘。「現在の条約を無条件で少なくとも1年間延長することを提案し、問題のあらゆる点について意義ある交渉を行えるようにしたい」と述べた。
一方、オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障担当)はこの提案を拒否し、米国側も条約の1年延長を提示したほか、その間に全ての核兵器配備凍結を提案したと改めて主張。
「全ての核兵器配備を凍結せずに新STARTを延長するというプーチン大統領の提案は出発点にならない」と述べた。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1日本人襲撃で死亡の胡さんに称号=中国共産党
時事通信 / 2024年7月26日 19時59分
-
2フランスTGVの破壊行為、アタル首相「組織的に準備され連携されていた」…数日間は鉄道網混乱
読売新聞 / 2024年7月26日 23時52分
-
3仏高速鉄道で破壊行為、80万人影響=五輪開会前に運行大混乱、旅行客足止め
時事通信 / 2024年7月26日 21時41分
-
4中国の「オーバーツーリズム」は桁違い...「万里の長城が壊れる!」観光客が押し寄せた動画が話題に
ニューズウィーク日本版 / 2024年7月26日 20時8分
-
5パレスチナ人の苦しみにハリス氏「沈黙しない」…イスラエルへ圧力を強める兆候と受け止め
読売新聞 / 2024年7月26日 23時33分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください