ファイザー、コロナ経口薬の後発薬製造容認 低・中所得95カ国で
ロイター / 2021年11月17日 5時2分
米製薬大手ファイザーは、国連が支援する「医薬品特許プール(MPP)」とライセンス契約を結び、開発中の新型コロナウイルス経口治療薬の後発薬(ジェネリック)の製造を低・中所得の95カ国で認めると発表した。4月1日、ニューヨークで撮影(2021年 ロイター/Carlo Allegri/File Photo/File Photo)
[16日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーは16日、国連が支援する「医薬品特許プール(MPP)」とライセンス契約を結び、開発中の新型コロナウイルス経口治療薬の後発薬(ジェネリック)の製造を低・中所得の95カ国で認めると発表した。
ファイザーとのライセンス契約により、MPPは認可を受けた後発薬メーカーに対し、ファイザー製経口治療薬の独自製造を認めるサブライセンスの供与が可能になる。ファイザーは経口治療薬を「パクスロビド(Paxlovid)」というブランド名で販売する予定。
MPPのエグゼクティブディレクター、チャールズ・ゴア氏は、数カ月以内にファイザー製経口治療薬のジェネリックが発売されることを期待していると述べた。
契約の対象となる95カ国で世界人口の約53%を占め、全ての低所得国と下位中所得国およびサハラ以南の一部の上位中所得国が含まれる。また、過去5年間に下位中所得国から上位中所得国に移行した国も含まれているという。
ファイザーは低所得国での売上に対するロイヤリティーを免除するほか、新型コロナ感染症が世界保健機関(WHO)によって国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態として分類されている間は、契約の対象となる他の国でもロイヤリティーを免除する。
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