ＦＢＩ、デラウェア大捜索 バイデン氏機密文書調査で＝ＣＮＮ

バイデン米大統領（写真）の機密文書取り扱いを巡る調査に関連し、米連邦捜査局（ＦＢＩ）がデラウェア大学をここ数週間で２回捜索したと、ＣＮＮが１５日に関係筋の話として報じた。資料写真、２０２２年１０月、デラウエア州（２０２３年　ロイター／Leah Millis）

[１５日 ロイター] - バイデン米大統領の機密文書取り扱いを巡る調査に関連し、米連邦捜査局（ＦＢＩ）がデラウェア大学をここ数週間で２回捜索したと、ＣＮＮが１５日に関係筋の話として報じた。

捜索はバイデン氏の弁護団の同意と協力の下で行われたという。

バイデン氏の弁護士は今月初め、司法省がデラウェア州レホボスにあるバイデン氏の別荘を捜索した際、機密と記された文書は見つからなかったが、さらなる調査のために一部資料を持ち帰ったと述べていた。

デラウェア大のウェブサイトによると、バイデン氏は１９７３年から２００９年までのデラウェア州上院議員時代の書類を同大に寄贈した。

サイトは「アーカイブのプロセスが完了し、コレクションが一般に公開されるまではバイデン大統領の明確な同意がある場合のみアクセス可能だ」としている。

ＣＮＮによると、捜査官が回収した資料には機密と記されたものはなかったようだが、現在ＦＢＩが調査しているという。

ホワイトハウスはコメントを控えた。ＦＢＩ、司法省、デラウェア大はいずれも、ロイターの取材に応じていない。