1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

プーチン氏が今週訪中し習主席と会談、さらなる関係強化狙う

ロイター / 2023年10月16日 9時51分

 中国が17─18日に開く巨大経済圏構想「一帯一路」の国際会議に合わせ、ロシアのプーチン大統領が訪中して習近平国家主席と会談する。写真はモスクワで3月21日、代表撮影(2023年 ロイター)

Guy Faulconbridge Laurie Chen

[モスクワ/北京 15日 ロイター] - 中国が17─18日に開く巨大経済圏構想「一帯一路」の国際会議に合わせ、ロシアのプーチン大統領が訪中して習近平国家主席と会談する。

プーチン氏が旧ソ連圏以外の国を訪れるのは、昨年3月にウクライナからの子ども連れ去りに関与した疑いなどで国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状を出されて以降では初めて。

昨年2月のウクライナ侵攻直前にプーチン氏が中国を訪問した際には、ロシアと中国は「無制限」の協力関係を表明しており、プーチン氏としてはさらに中国との関係を深めて米国など西側に対抗したい思惑がある。

ただ習氏は、ロシアとの親密さは維持しつつ、米国との経済的な結びつきなどにも配慮しなければならない。

米国は中国に対して、ウクライナでの戦争を巡ってロシアに武器供給などの支援を行わないよう警告している。

こうした中で専門家からは、今回のプーチン氏と習氏の会談では、中国側は少なくとも公式な形でロシアと新たな軍事的な協定を結ぼうとする意欲はないとの見方が示された。両国の軍事協力進展にとっては、中国の李尚福国防相が1カ月余り動静不明となっていることも足かせになるとみられている。

またロシアは今回、同国産天然ガスをモンゴル経由で中国に輸送するパイプライン「シベリアの力2」の建設計画を改めて売り込み、中国との新たなガス供給契約を獲得したいと考えているが、具体的な合意に達するかどうかは不透明だ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください