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日経平均は続落、一時700円超安 中東緊迫化でリスクオフ

ロイター / 2023年10月16日 15時40分

 10月16日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比656円96銭安の3万1659円03銭と、続落して取引を終えた。写真は東京証券取引所で2020年10月撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)

Mayu Sakoda

[東京 16日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比656円96銭安の3万1659円03銭と、続落して取引を終えた。前週末の米国株式市場でのハイテク株安や中東情勢を巡る警戒感からリスクオフムードが強まった。下げ幅は一時700円を超えた。

日経平均は332円安でスタートし、大引け前には751円安の3万1564円31銭ときょうの安値を付けた。前週末の米ハイテク株安や中東情勢、原油高騰への警戒感に加え、米長期金利の低下一服、上海・香港などアジア株安も売りを誘った。

中東情勢を巡っては、サウジアラビアがイスラエルとの関係正常化計画を凍結し、米国が支援する正常化交渉を先送りすると報じられた。

ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストは「サウジアラビアの出方次第では原油価格が急騰しかねない。現時点では不透明感な部分が多く、リスクオフとなりやすい」との見方を示した。

主力株では、東京エレクトロン、アドバンテストが大幅に下落したほか、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループも軟調。4銘柄で日経平均を約234円押し下げた。半面、原油高を受けてINPEXは上昇した。

TOPIXは1.53%安の2273.54ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は1.53%安の1170.07ポイントだった。プライム市場の売買代金は3兆3487億0400万円だった。

東証33業種では、値下がりは空運、陸運、サービス、ゴム製品、機械などの31業種。値上がりは鉱業と石油・石炭製品の2業種にとどまった。

新興株式市場は、マザーズ総合が3.36%安の660.27ポイントと、続落した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが191銘柄(10%)、値下がりは1605銘柄(87%)、変わらずは41銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 31659.03 -656.96 31983.04 31,564.31─31,999.79

TOPIX 2273.54 -35.21 2288.32 2,266.36─2,292.13

プライム市場指数 1170.07 -18.15 1177.97 1,166.42─1,179.51

スタンダード市場指数 1102.94 -12.74 1109.48 1,101.77─1,111.31

グロース市場指数 846.29 -27.65 865.04 844.75─865.04

マザース総合 660.27 -22.97 675.92 658.94─675.92

東証出来高(万株) 135453 東証売買代金(億円) 33487.04

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