米が対イラン原油制裁、エネ特使「輸出減少へ」＝ＢＢＧ

　米政府の国際エネルギー問題担当特使を務めるアモス・ホッホシュタイン氏は１１月１５日、中東での新たな紛争勃発を受けてイランに対する制裁として原油の禁輸措置を発動すると、ブルームバーグ・ニュースに明らかにした。写真はイランの国旗。１０月９日撮影のイメージ写真（２０２３年　ロイター/Dado Ruvic/Illustration）

［１５日　ロイター］ - 米政府の国際エネルギー問題担当特使を務めるアモス・ホッホシュタイン氏は１５日、中東での新たな紛争勃発を受けてイランに対する制裁として原油の禁輸措置を発動すると、ブルームバーグ・ニュースに明らかにした。

同氏は制裁により「イランの原油輸出は減少するだろう」と述べた。

イスラム組織ハマスがイスラエルを攻撃したことを受け、米議会ではイランに圧力をかける内容の法案を複数検討されている。下院は今月、イラン産原油に対する制裁を強化する法案を可決した。

ハマスは長らくイランの支援を受けているが、イランは攻撃への関与を否定している。