アルメニア首相のCSTO欠席は西側の画策=ロシア
ロイター / 2023年11月16日 12時51分
ロシア政府は15日、アルメニアのパシニャン首相(写真)がロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構」(CSTO)の首脳会議に出席しないと表明したことについて、西側が画策する反ロシアの動きだと批判した。エレバンで昨年9月撮影。(2023年 ロイター/Tigran Mehrabyan/PAN Photo via REUTERS)
[モスクワ 15日 ロイター] - ロシア政府は15日、アルメニアのパシニャン首相がロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構」(CSTO)の首脳会議に出席しないと表明したことについて、西側が画策する反ロシアの動きだと批判した。
ロシア外務省のザハロワ報道官は記者団に対し、「背後に西側がいるのは明らかだ。ウクライナでの計画に失敗した西側は、今度はアルメニアをつかんでロシアから引きはがそうとしている」と述べた。
アルメニアは従来ロシアの同盟国だったが、ロシアの平和維持部隊がいるにもかかわらずアゼルバイジャンが9月に係争地ナゴルノカラバフを攻撃し、同地に住んでいたアルメニア系住民12万人ほぼ全員が避難を余儀なくされたことをきっかけに、関係が冷え込んだ。アルメニアからは、ロシアが攻撃を阻止しなかったと非難する声が出ている。
アルメニア国営通信アルメンプレスが同日報じたところでは、パシニャン首相は議会で、CSTOはアルメニアの利益保護を何度も怠ってきたと述べた。
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