1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

カタール、年内にさらにLNG長期契約締結へ

ロイター / 2024年5月16日 11時43分

 5月15日、カタールのエネルギー担当国務相で、国営エネルギー企業カタールエナジーの最高経営責任者(CEO)を務めるサアド・シェリダ・カアビ氏(写真)は、経済フォーラムで、液化天然ガス(LNG)の長期供給契約を困難なく締結しているとし、年内にさらに契約を交わすと明らかにした。写真はカタールのドーハで2022年11月撮影(2024 ロイター/Imad Creidi)

[ドーハ 15日 ロイター] - カタールのエネルギー担当国務相で、国営エネルギー企業カタールエナジーの最高経営責任者(CEO)を務めるサアド・シェリダ・カアビ氏は15日、経済フォーラムで、液化天然ガス(LNG)の長期供給契約を困難なく締結しているとし、年内にさらに契約を交わすと明らかにした。

カアビ氏は、「実際に、(この12カ月間で)2500万トン規模のLNG供給契約を締結した。年内にさらに契約を締結する」と語った。

カタールエナジーは、欧州やアジア諸国とガス供給契約を締結している。ガスは、稼働開始が見込まれているノースフィールド・ガス田の拡張事業から供給する。

カタールは今年2月、LNG生産をさらに拡大すると発表。当初計画していた年間生産能力に1600万トン上積みし、現在の7700万トンから1億4200万トンに増やす。

カアビ氏は、LNG需要は今後も増えるとの見方を示し、将来的な需要の伸びを見込み、ガス埋蔵量の調査を続けていくと述べた。

LNGを巡っては、2022年2月にロシアがウクライナ侵攻を開始して以降、競争が激化している。

特に欧州では、消費するガスの40%近くをパイプライン経由でロシアから調達しているが、ロシア産に代わる大量のLNGを必要としている。

カアビ氏は、これを踏まえ、欧州市場は今後もさらに多くのLNGを必要とするとの見方を示している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください