北朝鮮の金与正氏、ロシアとの武器取引否定 「ばかげた理論」
ロイター / 2024年5月17日 8時13分
Ju-min Park Josh Smith
[ソウル 17日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹である金与正氏は、ロシアとの武器取引を改めて否定した。北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が17日に伝えた。
米韓は北朝鮮がロシアに対し、ウクライナで使用する武器を輸出していると非難。ロシアと北朝鮮は否定している。
KCNAによると、与正氏は偏見と虚構でできた朝ロの武器取引説は誰の評価や解釈にも値しない「最もばかげた理論」で、敵対勢力が広めた誤ったうわさだと述べた。
また、北朝鮮の武器開発は輸出のためではなく、韓国に対する防衛が目的だと主張した。
一方、米財務省は16日、北朝鮮からロシアへの武器移転に関与したとして、ロシア人2人とロシア企業3社への制裁を発表した。
北京で同日に会談した中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は共同声明で、北朝鮮に対する「軍事面での威嚇」を巡り米国や米同盟国を批判した。
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