トルコとイラク、安保やテロ対策の協力で覚書締結
ロイター / 2024年8月16日 9時44分
トルコとイラクは、軍事や安全保障、テロ対策における協力強化に向けた覚書に署名した。トルコのフィダン外相が8月15日、明らかにした。7月14日、イスタンブールで撮影(2024年 ロイター/Murad Sezer)
Tuvan Gumrukcu Enas Alashray
[アンカラ 15日 ロイター] - トルコとイラクは、軍事や安全保障、テロ対策における協力強化に向けた覚書に署名した。トルコのフィダン外相が15日、明らかにした。
トルコの首都アンカラでの2日間のハイレベル安全保障協議を終えて発表した。
両国は近年、イラク北部の山岳地帯を拠点として活動するクルド系の非合法武装組織「クルド労働者党(PKK)」に対するトルコの国境を越えた軍事作戦を巡り対立している。
イラクは、トルコの軍事作戦が同国の主権を侵害していると批判、トルコは自国防衛のために必要だと主張している。
両国は昨年、安全保障問題に関するハイレベル協議を行うことで合意し、4月にはトルコのエルドアン大統領がバグダッドを訪問。関係が改善しつつある。
両国は今週、対話メカニズムの一環として4回目となる会合を開いた。イラクは3月にPKKを「イラクにおける禁止組織」に認定した。この動きをトルコは歓迎した。
フィダン氏はアンカラでの会談後、イラクのフセイン外相と共同会見し、両国が署名した協定は「歴史的重要性」を持つと強調。フセイン氏は、この分野において「イラクとトルコの歴史上初めて」のことになると述べた。
フィダン氏は「協定に基づき計画されている共同調整や訓練センターを通じて協力を次の段階に進めることができると信じている」と述べ、「テロ対策に関するイラクとの理解を現場での具体的なステップを通じて進めたい」と説明した。
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