原油先物が小幅安、週足は堅調な米経済指標で上昇

　８月１６日アジア時間序盤の原油先物価格は小幅安。ただ、堅調な米経済指標が投資家の懸念を和らげたことを受け、週間ベースでは２週連続の上昇となっている。写真は昨年６月、ロシア南東部タタールスタン共和国アリメチエフスク近郊で撮影（２０２４年　ロイター/Alexander Manzyuk）

Shariq Khan

[１６日 ロイター] - １６日アジア時間序盤の原油先物価格は小幅安。ただ、堅調な米経済指標が投資家の懸念を和らげたことを受け、週間ベースでは２週連続の上昇となっている。

００２４ＧＭＴ（日本時間午前９時２４分）時点で、北海ブレント先物は０．１６ドル（０．２％）安の１バレル＝８０．８８ドル。米ＷＴＩ先物は０．２３ドル（０．３％）安の７７．９３ドル。

週間の上昇率はブレントが１．６％、ＷＴＩが約１．５％となっている。

エネルギーコンサルティング会社ＦＧＥのアナリストは「今週発表された米経済データは米経済の急減速懸念を和らげるのに役立った」と指摘。原油市場の焦点はファンダメンタルズ（基礎的条件）と中東情勢に回帰するとした。