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米議員、ティーピーリンクへの調査要請 中国のサイバー攻撃懸念

ロイター / 2024年8月16日 19時2分

中国のネット機器メーカー、ティーピーリンク・テクノロジーと関連会社の無線ルーターがサイバー攻撃に利用される恐れがあるとして、米議員がバイデン政権に国家安全保障上のリスクを調査するよう求めたことが明らかになった。写真はクリシュナムルティ議員。ボストンで2月撮影(2024年 ロイター/Reba Saldanha)

Alexandra Alper

[ワシントン 15日 ロイター] - 中国のネット機器メーカー、ティーピーリンク・テクノロジーと関連会社の無線ルーターがサイバー攻撃に利用される恐れがあるとして、米議員がバイデン政権に国家安全保障上のリスクを調査するよう求めたことが明らかになった。

下院中国特別委員会のムーレナー委員長と、同委員会の民主党トップ、クリシュナムルティ議員が13日に商務省へ送った書簡をロイターが入手した。

書簡はティーピーリンクのファームウェアに脆弱性があることが知られているほか、欧州諸国の政府高官を標的にしたケースで同社のルーターが悪用されたと指摘した。

「明白な国家安全保障問題」とし、「(中国系の小型オフィス/ホームオフィス用)ルーター、特に世界最大のメーカーであるティーピーリンクのルーターがもたらす脅威を検証するよう商務省に要請する」と訴えた。

商務省は適切なルートを通じて書簡に回答すると表明した。

中国大使館は、当局が「根拠のない憶測や主張をするのではなく、サイバー関連の事件を特定する際に十分な証拠を得る」ことを期待していると述べた。

ティーピーリンクは声明で、同社は米国でルーター製品を販売しておらず、同社のルーターにはサイバーセキュリティー上の脆弱性はないと指摘した。

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