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米国株式市場=週間で今年最大の上昇率、景気後退懸念が和らぐ

ロイター / 2024年8月17日 6時0分

米国株式市場は続伸して取引を終えた。2021年1月撮影(2024年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米国株式市場は続伸して取引を終えた。米国の景気後退懸念が和らぎ、週間上昇率としては今年最大の水準を更新した。投資家の注目はワイオミング州ジャクソンホールで8月22─24日に開催される年次経済シンポジウムに集まっている。

S&P総合500種とナスダック総合は7営業日連騰。3指数ともに、昨年10月下旬以来最大の週間上昇率を記録した。

AXSインベストメンツ(ニューヨーク)の最高経営責任者(CEO)、グレッグ・バスク氏は「この上昇をけん引しているのは好調な経済データだ。景気後退は回避される可能性が高く、米連邦準備理事会(FRB)は9月に利下げを開始するという確信を与えている」と述べた。

今週は米消費者物価指数(CPI)や小売売上高など、注目度の高い経済データが相次いで発表され、インフレ率はFRBの目標である2%に向けて緩やかに低下し続けており、個人消費は健全であるということを示した。

来週は、ジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言に注目が集まる。パウエル氏の発言は市場の利下げ期待を左右する可能性がある。

個別銘柄では、米半導体製造装置大手アプライド・マテリアルズが下落。第4・四半期の売上高見通しが市場予想を下回った。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.22対1の比率で上回った。一方、ナスダックでは1.53対1で値下がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は101億1000万株。直近20営業日の平均は122億7000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 40659.76 +96.70 +0.24 40528.8 40726.0 40453.5

6 3 8

前営業日終値 40563.06

ナスダック総合 17631.72 +37.22 +0.21 17516.4 17674.6 17502.8

0 5 3

前営業日終値 17594.50

S&P総合500種 5554.25 +11.03 +0.20 5530.50 5561.98 5525.17

前営業日終値 5543.22

ダウ輸送株20種 15672.77 +72.75 +0.47

ダウ公共株15種 1004.25 +3.33 +0.33

フィラデルフィア半導体 5170.25 -3.14 -0.06

VIX指数 14.80 -0.43 -2.82

S&P一般消費財 1472.66 +2.03 +0.14

S&P素材 570.53 +0.67 +0.12

S&P工業 1073.54 -2.08 -0.19

S&P主要消費財 861.82 +1.68 +0.19

S&P金融 726.50 +4.49 +0.62

S&P不動産 262.43 -0.10 -0.04

S&Pエネルギー 692.25 -0.97 -0.14

S&Pヘルスケア 1779.98 +0.57 +0.03

S&P通信サービス 299.46 +0.61 +0.21

S&P情報技術 4316.77 +11.08 +0.26

S&P公益事業 377.07 +1.49 +0.40

NYSE出来高 9.07億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 37695 - 395 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 37650 - 440 大阪比

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