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ウニクレディトCEO、コメルツとの合併は株主価値高める=独紙

ロイター / 2024年9月16日 21時16分

 イタリアの大手銀行ウニクレディトのアンドレア・オーセル最高経営責任者(CEO)は16日、ウニクレディトとドイツのコメルツ銀行の合併は、全ての利害関係者に付加価値をもたらし、より強い銀行を生む可能性があるとした上で、合併の決断はコメルツ銀行の利害関係者に委ねられると述べた。フランクフルトで2016年9月撮影(2024年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[ベルリン 16日 ロイター] - イタリアの大手銀行ウニクレディトのアンドレア・オーセル最高経営責任者(CEO)は16日、ウニクレディトとドイツのコメルツ銀行の合併は、全ての利害関係者に付加価値をもたらし、より強い銀行を生む可能性があるとした上で、合併の決断はコメルツ銀行の利害関係者に委ねられると述べた。独紙ハンデルスブラットに語った。

ウニクレディトは先週、コメルツ銀行株式9%を取得した。コメルツ銀行側は抵抗姿勢を見せている。

オーセル氏は、コメルツ銀行との合併は「ドイツ銀行界でより競争力のあるプレーヤーを作る」ことが可能とし、個人顧客や、経済で重要な役割を果たしているミッテルシュタントと呼ばれる中堅企業をよりよくサポートすることができると述べた。「現時点でわれわれは株主に過ぎない。だが2つの銀行が合併すれば、全ての利害関係者に大きな付加価値をもたらすことができるだろう」と語り、双方で重複する部分はほとんどないとした。

合併について「決断はコメルツ銀行の利害関係者に委ねられる」とし、コメルツ銀行とさらなる協議を行うのはいつになるのかとの質問には、明確な時期は決まっていないと答えた。「合併が双方にとって最善という結論に至れば、それは素晴らしい。しかし大株主として、まずわれわれの投資がうまくいくようにしなければならない」と述べた。

コメルツ銀行行員の雇用への懸念を念頭に、節減の可能性があるのは中央部門であり、顧客ビジネスや商品、地理的ネットワークの分野ではないとし、「多くの銀行が中央部門の効率化を怠ってきたと考えている」と述べた。

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