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トランプ氏暗殺未遂の男を訴追、銃不法所持で 現場に12時間潜伏か

ロイター / 2024年9月17日 5時48分

トランプ前大統領暗殺未遂事件を巡り拘束されたライアン・ラウス容疑者が、フロリダ州の裁判所に出廷し、銃不法所持の疑いで訴追された。9月15日、フロリダ州ウエストパームビーチで撮影(2024年 ロイター/Marco Bello)

[ワシントン 16日 ロイター] - 15日に起きたトランプ前大統領暗殺未遂事件を巡り拘束された男が16日、フロリダ州の裁判所に出廷した。銃不法所持の罪で訴追されたのはライアン・ラウス被告(58)で、事件を巡る捜査が続く間、拘束される見通し。

事件は15日、米大統領選の共和党候補トランプ前大統領がプレーしていたフロリダ州ウェストパームビーチのゴルフ場の近くで、シークレットサービス(大統領警護隊)が銃を持った人物を目撃し、発砲した。トランプ氏は無事だった。連邦捜査局(FBI)は暗殺未遂との見方を示した。

起訴状によると、被告は15日午前2時ごろから午後1時半ごろまで、現場付近に約12時間潜伏していたことが携帯電話の記録から判明。逃走に使った車両は盗難車で、警察官らは車内から装てん済みの照準器付きアサルトライフルやデジタルカメラなどを発見した。

また、被告は過去に大量殺傷兵器の所持で有罪判決を受けているという。

トランプ氏は、暗殺未遂事件の責任がバイデン大統領と大統領選で対決する民主党候補ハリス副大統領にあると非難。FOXニュースによると、トランプ氏は「彼らの言動のおかげで私は銃撃されている。私は国を救う立場にあるが、彼らは内外から国を破壊している」と主張した。

バイデン大統領は演説で「米国では、意見の相違は銃を突きつけてではなく、投票箱で平和的に解決する」と述べ、暴力を非難した。

また、記者団に対し、トランプ氏が「無事で良かった」とした上で、シークレットサービスについては人員の増員も含め「さらなる支援が必要」という認識を示した。

トランプ氏7月13日、ペンシルベニア州バトラーでの集会でも演説中に右耳に銃撃を受けており、暗殺未遂は今回で2回目。

ジョンソン下院議長は「説明責任が必要」とし、議会も今回の事件の調査に乗り出すと述べた。ジョンソン氏は1回目の事件後、調査のために超党派の特別委員会を設置。事件の責任を問われたシークレットサービスのチートル長官が辞任した。

関係筋によると、暗殺未遂事件後もトランプ氏の選挙活動のスケジュールに変更はない。16日夜にはXで新たな仮想通貨ビジネスを発表するほか、17日にはミシガン州でタウンホール集会、18日にはニューヨークで集会を開く予定。

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