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リオ・ティントの鉄鉱石出荷、第3四半期は小幅増 予想とほぼ一致

ロイター / 2024年10月16日 10時31分

英豪資源大手リオ・ティントは16日、第3・四半期の鉄鉱石出荷量が小幅に増加したと発表した。アナリスト予想とおおむね一致した。写真は2023年10月、西オーストラリア州のピルバラ地域で撮影(2024年 ロイター/Melanie Burton)

John Biju

[16日 ロイター] - 英豪資源大手リオ・ティントは16日、第3・四半期の鉄鉱石出荷量が小幅に増加したと発表した。アナリスト予想とおおむね一致した。

また、ギニアのシマンドゥ鉱山で来年の鉄鉱石生産開始を引き続き見込んでいると述べた。

リオはさらに今年末までにアルゼンチンのリンコン・プロジェクトからリチウムの生産を開始する見通しだ。

第3・四半期の西オーストラリア州ピルバラからの鉄鉱石出荷量は8450万トンと前年同期の8390万トンから増加。操業改善が寄与した。ビジブル・アルファのコンセンサス予想は8474万トンだった。

今年のピルバラ鉄鉱石の単位現金コストはインフレ期待の高まりを反映し、従来予想(1トン当たり21.75─23.50ドル)のレンジ中間から上限になる見通しとした。

シティのアナリストはピルバラのコスト上昇見通しやアラスカのケネコット鉱山での継続的な問題、カナダでの森林火災による生産への影響などに言及し、リオの生産報告に失望感を示した。

カナダ部門IOCの鉄鉱石生産は7月中旬の森林火災を受けた操業停止で11%減少した。

銅生産量は、チリのエスコンディーダ鉱山とモンゴルのオユトルゴイ鉱山で増加したものの、ケネコット鉱山で操業上の障害により44%落ち込んだことから、全体では小幅に減少した。

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