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米テスラのベルリン工場、当局が生産倍増計画着手を認可

ロイター / 2024年10月16日 14時37分

ドイツの首都ベルリン近郊にある米電気自動車(EV)大手テスラ工場の生産能力倍増計画に関連し、地元環境当局が15日、新たな大規模施設の建設を承認した。資料写真、5月撮影(2024年 ロイター/Christian Mang)

[15日 ロイター] - ドイツの首都ベルリン近郊にある米電気自動車(EV)大手テスラ工場の生産能力倍増計画に関連し、地元環境当局が15日、新たな大規模施設の建設を承認した。

これを受け、同社は3段階の拡張計画に着手することになり、貯蔵施設、バッテリーセル試験ラボ、物流エリアのインフラ建設などが可能となる。

テスラは22年から稼働する同工場の生産能力を年間50万台から100万台に増やす計画で、実現すればウォルフスブルクのフォルクスワーゲン(VW)本社を上回りドイツ最大の自動車工場となるが、地元で激しい抵抗に直面している。

工場近くの森では活動家が半年以上にわたりツリーハウスに住み拡張に抗議しているほか、地元住民は今年に入り施設拡張用地確保のための樹木伐採動議に反対票を投じた。ただ投票に拘束力はなかった。

施設拡張申請書は23年7月に提出され、第1段階は24年上半期に開始する予定とされていた。

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