米、ヒズボラ資金提供の疑いで制裁 レバノン拠点の企業など

米国は１６日、レバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラに数百万ドルの資金を提供していた疑いのある個人や企業に制裁を科した。写真は、２００６年１１月撮影のヒズボラ旗（２０２４年　ロイター/Morteza Nikoubazl）

［ワシントン　１６日　ロイター］ - 米国は１６日、レバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラに数百万ドルの資金を提供していた疑いのある個人や企業に制裁を科した。

財務省によると、制裁対象としたのはヒズボラの資金管理との関連が疑われる個人３人のほか、ヒズボラとの関係を隠ぺいするために登録されたとみられるレバノンに拠点を置く企業４社。

このほか、アンフェタミン系覚醒剤「カプタゴン」の製造・販売への関与が疑われる個人３人も制裁対象とした。シリアのアサド政権やヒズボラなど資金を提供した疑いがあるとしている。