ＦＲＢ、来年6月まで25ｂｐの連続利下げへ ゴールドマン予想

　ゴールドマン・サックスは１０月１６日、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が今年１１月から来年６月にかけて２５ベーシスポイント（ｂｐ）の利下げを連続で実施し、政策金利を３．２５─３．５％まで引き下げるとの見通しを示した。写真は同社のロゴ。２０２１年１１月、ニューヨーク証取で撮影（２０２４年　ロイター/Andrew Kelly）

[１６日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは１６日、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が今年１１月から来年６月にかけて２５ベーシスポイント（ｂｐ）の利下げを連続で実施し、政策金利を３．２５─３．５％まで引き下げるとの見通しを示した。

ＦＲＢは先月、フェデラルファンド（ＦＦ）金利の誘導目標を０．５０％ポイント引き下げ、４．７５─５．０％とした。

ＣＭＥのフェドウォッチによると、市場は現在、ＦＲＢが次回１１月の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で２５ｂｐ利下げする確率を９４．１％、金利を据え置く確率を５．９％、それぞれ織り込んでいる。

ゴールドマンは欧州中央銀行（ＥＣＢ）についても、今週１７日の理事会で２５ｂｐの利下げを実施すると予想。主要政策金利が来年６月に２％に達するまで、２５ｂｐの利下げが連続で実施されるとの見方を示した。