韓国憲法裁、尹大統領の弾劾審理開始へ 当局は週内出頭要請方針

　韓国の憲法裁判所は１２月１６日、戒厳令宣布を巡る尹錫悦大統領の弾劾審理を開始する。写真はソウル市内の憲法裁で撮影（２０２４年　ロイター／Kim Hong-Ji）

Joyce Lee　Ju-min Park

[ソウル １６日 ロイター] - 韓国の憲法裁判所は１６日、戒厳令宣布を巡る尹錫悦大統領の弾劾審理を開始する。

国会が１４日に弾劾訴追案を可決したことを受けた初の会議には現職の判事６人全員が出席し、手続きなどを議論。憲法裁は６カ月以内に罷免の是非を判断する。

一方、警察、国防省、腐敗対策機関の合同捜査チームは１８日午前１０時（日本時間同）に聴取するため、尹氏に出頭を求める方針だ。警察当局者がロイターに明らかにした。