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カナダ財務相が辞任、トルドー首相と財政政策巡り意見対立

ロイター / 2024年12月17日 0時54分

カナダのフリーランド副首相兼財務相が16日、辞任した。2020年11月撮影(2024年 ロイター/Blair Gable/File Photo)

[オタワ 16日 ロイター] - カナダのフリーランド副首相兼財務相が16日、辞任した。財政政策を巡る意見の対立から、トルドー首相がフリーランド氏を別のポストに移動させようとしたことが背景にあるもよう。

フリーランド氏はXにトルドー首相に充てた書簡を掲載し、「ここ数週間、われわれはカナダにとって最善の道筋を巡り意見が対立していた」と述べた。

国内メディアの報道によると、暫定減税案やその他の支出対策を巡り意見が対立していた。

フリーランド氏は、トランプ次期米大統領が警告しているカナダからの輸入品に対する新たな関税は、重大な脅威と指摘。関税戦争に必要となる可能性のある財政資金を温存しておく必要があり、トルドー氏が目指す支出拡大計画について「余裕のない費用のかかる政治的策略を避けることを意味する」と批判した。

フリーランド氏は数時間後に議会で政府による「秋の経済声明」を公表する予定となっていた。同氏は2020年から財務相を務めており、突然の辞任は、来年に総選挙を控える中、トルドー政権には痛手となる可能性がある。

後任候補として、マーク・カーニー元カナダ中銀総裁の名前が挙がる可能性がある。

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