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日経平均は反発で寄り付く、米CPI後の金利低下や株高を好感

ロイター / 2025年1月16日 9時16分

 1月16日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比288円07銭高の3万8732円65銭と、反発してスタートした。写真は東京証券取引所で6日撮影(2025 ロイター/Issei Kato)

Noriyuki Hirata

[東京 16日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比288円07銭高の3万8732円65銭と、反発してスタートした。前日の米国市場で、米消費者物価指数(CPI)がインフレへの過度な懸念を和らげる内容となって金利が低下し、株価が上昇したことを好感する買いが先行した。

指数への寄与度の高い東京エレクトロン、アドバンテストなどの半導体関連株は総じて堅調となっている。前日までの5日続落で日経平均は1600円超下落しており、自律反発を期待した買いも見込まれる。

米国市場では半導体大手エヌビディア株が反発し、フィラデルフィア半導体指数(SOX)は2%超高となった。きょうは半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の決算発表があり、市場の関心が寄せられている。

ドル/円は156円前半へと前日の取引時間中より円高方向で推移しており、トヨタ自動車は軟調。指数寄与度の高いファーストリテイリングは小高く、ソフトバンクグループはしっかり。

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