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リオ・ティント、鉄鉱石出荷が過去2年間で最低 世界経済は楽観

ロイター / 2025年1月16日 9時40分

1月16日、 英豪資源大手リオ・ティントは年間の鉄鉱石出荷量が過去2年間で最低となったと発表した。豪パース北東にある同社施設で2023年10月撮影(2025年 ロイター/Melanie Burton)

[16日 ロイター] - 英豪資源大手リオ・ティントは16日、年間の鉄鉱石出荷量が過去2年間で最低となったと発表した。西オーストラリア州の豪雨が第4・四半期の生産に影響した。一方、世界経済は力強さの兆しを見せているとの認識を示した。

第4・四半期の出荷量は1%減少、市場予想をわずかに下回った。

西オーストラリア州ピルバラからの鉄鉱石出荷量は、通年で3億2860万トンとなり、2022年以降で最低だった。競合するブラジルのバーレは、24年の出荷量を3億2300万─3億3000万トンと見込んでおり、リオ・ティントは世界最大の生産者の座をバーレに奪われる可能性がある。

リオ・ティントは「地政学的緊張と労働力不足のリスクは残るものの、世界経済はインフレが緩やかになり、成長も安定していることから、底堅さを示している」と分析した。

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