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再送日野自、認証不正問題で米当局と和解 制裁金は約1875億円

ロイター / 2025年1月16日 13時18分

1月16日、日野自動車はエンジン認証問題に関して米当局と和解したと発表した。写真は同社のロゴ。東京モーターショーの会場で2017年10月撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

(最終段落に脱字を補って再送します)

Kentaro Okasaka

[東京 16日 ロイター] - 日野自動車は16日、エンジン認証問題に関して米当局と和解したと発表した。制裁金は総額約12億ドル(約1875億円、1ドル=156.30円で換算)。同社は中間決算時に米国の潜在債務およびカナダ和解金等で2300億円を引当金として計上しているが、和解全般にかかる業績への影響は精査中としている。

米司法省との刑事和解で総額5億2176万ドル(約815億円)の制裁金の支払いに合意。民事和解では同省や米環境保護庁などの当局に総額4億4250万ドル(約691億円)、カリフォルニア州当局に総額2億3650万ドル(約369億円)の制裁金を支払うことで合意した。今回の和解で米国でのエンジン認証問題を一括して解決することになるとしている。

日野自動車は昨年10月、エンジン認証問題に関連して2024年4─9月期決算に特別損失2300億円を計上し、25年3月期業績が2200億円の最終赤字(前年は170億円の黒字)に転落する見込みと発表。米当局との交渉などの結果、追加の損失を計上する可能性があるとしていた。

米司法省のキム次官は、日野が規制を回避するため何年もデータを偽造していたと指摘し、「(日野の)行為は大量の過剰な大気汚染を引き起こし、我が国の環境・消費者保護・輸入関連法に違反した」と述べた。

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