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韓国大統領の聴取再開へ、初日は黙秘 憲法裁では第2回弾劾審理

ロイター / 2025年1月16日 10時41分

韓国高官犯罪捜査庁(高捜庁)は16日、内乱を首謀した疑いで前日に拘束した尹錫悦大統領への聴取を再開する。写真は大統領の支持者。1月15日、果川市で撮影(2025年 ロイター/Kim Soo-hyeon)

Hyunsu Yim

[ソウル 16日 ロイター] - 韓国高官犯罪捜査庁(高捜庁)は16日、内乱を首謀した疑いで前日に拘束した尹錫悦大統領への聴取を再開する。また、憲法裁判所では尹氏の弾劾審判の第2回弁論が開かれる。

聯合ニュースによると、聴取は16日午後2時に再開されるという。

尹氏は15日に公開した動画で、自ら出頭したことについて「違法な捜査ではあるが、流血を防ぐため」と語った。高捜庁によると、尹氏は拘束後に行われた聴取に発言を拒否した。

当局は48時間以内に尹氏の聴取を行い、その後は令状を取って最大20日間勾留するか、釈放することになる。

尹氏の弁護団はこれまで、拘束令状は誤った管轄の裁判所で発布され、捜査本部には法的な捜査権限がないため、違法な令状だと主張している。

一方、憲法裁では尹氏の非常戒厳宣布を巡る弾劾審判を継続。審理は昨年12月16日に続き2回目で、6カ月以内に罷免の是非を判断する。

世論調査によると、国民の過半数が尹氏の弾劾を支持している。

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