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原油先物は続伸、米在庫減少で供給懸念 WTI5カ月ぶり80ドル台

ロイター / 2025年1月16日 11時53分

 1月16日、 アジア時間の原油先物は続伸している。前日は米国の対ロシア制裁による供給懸念に加え、米原油在庫が予想以上に減少したことで急伸し、米WTI先物は5カ月ぶりに80ドル台に上昇した。写真は原油掘削用のポンプジャッキ。米テキサス州 で2019年8月撮影(2025 ロイター/Jessica Lutz)

[16日 ロイター] - アジア時間の原油先物は続伸している。前日は米国の対ロシア制裁による供給懸念に加え、米原油在庫が予想以上に減少したことで急伸し、米WTI先物は5カ月ぶりに80ドル台に上昇した。

0120GMT(日本時間午前10時20分)時点で、北海ブレント先物は0.30ドル(0.4%)高の1バレル=82.33ドル。前日は2.6%高で7月26日以来の高値を付けた。

WTI先物は0.32ドル(0.4%)高の80.36ドル。前日は3.3%高で7月19日以来の高値に急伸した。

米エネルギー情報局(EIA)は15日、先週の国内原油在庫が7週連続で減少し、2021年7月以降で最長になったと発表した。

業界関係者によると、米政府が対ロシア制裁を強化したことを受けて 大型原油タンカーの運賃が急上昇している。

国際エネルギー機関(IEA)は15日に発表した月報で、米政府の大規模な制裁措置について、ロシアの石油供給網を大きく混乱させる可能性があるとの見方を示した。

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