ガザ停戦合意を歓迎、林官房長官「当事者は誠実、着実な履行を」

　１月１６日、林芳正官房長官（写真）は午前の記者会見で、イスラエルとイスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザでの停戦で合意したことを受け、日本政府として歓迎すると表明した。写真は都内で２０２３年１２月撮影（２０２５　ロイター／Issei Kato）

Shinichi Uchida

［東京　１６日　ロイター］ - 林芳正官房長官は１６日午前の記者会見で、イスラエルとイスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザでの停戦で合意したことを受け、日本政府として歓迎すると表明した。合意内容は日本が求め続けてきた「人道状況の改善と事態の沈静化に向けた重要な一歩」と指摘し、当事者に対して合意の誠実かつ着実な履行を求めると語った。　

林官房長官は、米国、エジプト、カタールをはじめ合意達成に尽力したすべての関係者の努力を評価すると述べた。今回の合意を受け、引き続き関係国や国際機関と意思疎通を行い、ガザの人道状況改善や復興などに積極的に関与する意向を示した。