アップル、クレカ事業提携でバークレイズなどと交渉＝関係筋

米アップルは米国で展開するクレジットカード事業のパートナーをゴールドマン・サックスから変更するため、バークレイズなどと交渉を進めていると、関係筋２人が明らかにした。写真はゴールドマンのロゴを背景にしたアップルペイのロゴ入りスマホ。２０２１年７月撮影（２０２５年　ロイター/Dado Ruvic）

Nupur Anand

[ニューヨーク １５日 ロイター] - 米アップルは米国で展開するクレジットカード事業のパートナーをゴールドマン・サックスから変更するため、バークレイズなどと交渉を進めていると、関係筋２人が明らかにした。

バークレイズのほか、クレジットカード会社のシンクロニー・ファイナンシャルもカード提携についてアップルと協議しているという。

関係者の１人は、アップルとバークレイズの交渉は数カ月前から行われているが、契約までにまだ数カ月かかる可能性があるとの見方を示した。ロイターは昨年、ＪＰモルガン・チェースもアップルとの提携で交渉していると報じた。

アップル、ゴールドマン、バークレイズ、ＪＰモルガンはコメントを控えた。シンクロニーもコメント要請に応じていない。

ゴールドマンのデービッド・ソロモン最高経営責任者（ＣＥＯ）は１５日の決算説明会で、アップルとのクレジットカード契約は２０３０年まであるが、早期に終了する可能性があるとアナリストに語った。