高級ブランドのリシュモン、10─12月は10%増収 予想大幅に上回る
ロイター / 2025年1月16日 19時9分
「カルティエ」などを展開するスイスの高級ブランド大手リシュモンが16日発表した第3・四半期(10─12月)の売上高は前年同期比10%増の62億ユーロ(63億7000万ドル)と、市場予想の1%増を大きく上回った。写真は、「カルティエ」の店舗で展示されている宝石。2019年7月、パリで撮影(2025年 ロイター/Regis Duvignau)
John Revill
[チューリッヒ 16日 ロイター] - 「カルティエ」などを展開するスイスの高級ブランド大手リシュモンが16日発表した第3・四半期(10─12月)の売上高は前年同期比10%増の62億ユーロ(63億7000万ドル)と、市場予想の1%増を大きく上回った。
市場では高級ブランド業界が最近の低迷から脱しつつあるとの期待が浮上。同社の株価はプレマーケット取引で7%高となっている。
バーンスタインのアナリスト、ルカ・ソルカ氏は「心強い兆候で、(前四半期が)谷であった可能性を裏付けるものだ」と述べた。
7─9月はアジア市場の低迷で1%の減収だった。
リシュモンは今後の見通しについてコメントを控えている。
10─12月は、18%の減収となった中国で「厳しい」状況が続いたが、他の地域が力強い伸びを示した。
米国では大統領選を巡る不透明感が解消され、客足が伸びた。欧州でもドル高を背景に観光客の購入が増えた。日本でも円安が観光客の購入を後押ししたという。
ケプラー・シュブルーのアナリスト、ジョン・コックス氏は「高級品業界が新たな転換点を迎えたと断言するのは恐らく時期尚早だが、非常に心強い内容だ」と述べた。
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