ベトナム、ロックダウンを7日間延長 主要都市圏で

　ベトナム政府は４月１５日、新型コロナウイルス感染拡大抑制のため１２省で行われているロックダウン（封鎖）を、２２日まで７日間延長すると発表した。ハノイやホーチミンなどの都市も含まれるが、主要都市圏外の一部地域では規制が緩和される。ハノイで撮影（２０２０年　ロイター/Kham）

［ハノイ　１５日　ロイター］ - ベトナム政府は１５日、新型コロナウイルス感染拡大抑制のため１２省で行われているロックダウン（封鎖）を、２２日まで７日間延長すると発表した。ハノイやホーチミンなどの都市も含まれるが、主要都市圏外の一部地域では規制が緩和される。

同国で確認された感染者は２６７人、死者は出ていない。

フック首相は「社会的距離の政策延長を支持する意見と、経済活動を再活性化させるため解除を求める意見があり、難しい決定だ」と説明した。

同国は４月１日、緊急時と食糧調達以外は自宅にとどまり、人との距離を少なくとも２メートルあけるよう指示する規制を導入した。

首相は「新型コロナをベトナムに戻らせるような過ちがあってはならない」とした。