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ポルトガル政府、経済再開は時期尚早との見解 封鎖で効果も

ロイター / 2020年4月16日 14時1分

<description role="descRole:caption"> 4月16日、ポルトガルでは新型コロナウイルス感染の増加カーブが平坦化してきたものの、政府は、ロックダウン(封鎖)を解除して経済を再開するには時期尚早、とみている。写真は同国のレベロ・デ・ソウザ大統領。3月リスボンでの代表撮影(2020年/ロイター) </description>

[リスボン 15日 ロイター] - ポルトガルでは新型コロナウイルス感染の増加カーブが平坦化してきたものの、政府は、ロックダウン(封鎖)を解除して経済を再開するには時期尚早、とみている。

これまでに同国で報告された感染者は1万8091人、死者は

599人。

サレス保健相は、ポルトガルでの新型コロナ致死率は10万人に対して5.5%で、大半の欧州諸国より低水準と指摘。3月18日からの封鎖措置を国民が守ったため、感染カーブは横ばいになったと語った。

レベロ・デ・ソウザ大統領は、封鎖は5月1日まで延長する意向を示している。

コスタ首相も15日、経済を再開する時期にはまだ至っていないと発言した。

首相はテレビで「活動の再開は、感染リスクが制御不能な水準に上昇しないと言え、また充分な社会の信頼感が得られて初めて可能になる」と述べた。

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