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最貧国の民間債権者、自発的に返済猶予を=IIF

ロイター / 2020年4月16日 14時59分

 4月15日、国際金融協会(IIF)のティム・アダムズ最高経営責任者(CEO)は、新型コロナウイルス感染拡大の悪影響を受けている最貧国の民間債権者は自発的に、債務返済を一定期間猶予すべきだと述べた。写真はワシントンで2015年3月撮影(2020年 ロイター/Gary Cameron)

[ロンドン 15日 ロイター] - 国際金融協会(IIF)のティム・アダムズ最高経営責任者(CEO)は15日、新型コロナウイルス感染拡大の悪影響を受けている最貧国の民間債権者は自発的に、債務返済を一定期間猶予すべきだと述べた。

20カ国・地域(G20)は同日、財務相・中央銀行総裁会議を開き、新型コロナ感染拡大への対応策を協議。世界銀行グループの国際開発協会(IDA)の支援適格国で、国際通貨基金(IMF)と世銀に現在、債務がある最貧国の元本と金利の支払いを年内猶予することで合意した。国連が最貧国と定義づける国々も対象に含まれる。

アダムズ氏はG20会議後に声明を出し、「IIFは危機対応策として、民間債権者が自発的に、IDAの支援適格国から要請があれば一定の期間、債務返済を猶予するよう勧告した」と表明。

「公的部門と歩調を合わせることで、民間債権者は新型コロナ感染症との戦いに必要な緊急財政支援策の財源確保を即座に助けることになる」とした。

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