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午前の日経平均は続伸、米株先物軟化で中盤から伸び悩む

ロイター / 2022年5月16日 11時58分

16日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比64円64銭高の2万6492円29銭と続伸した。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 16日 ロイター] - 16日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比64円64銭高の2万6492円29銭と続伸した。前週末の米国株式市場の上昇を好感して幅広く物色されて始まったものの、中盤から時間外取引で米株先物が軟化するにつれ、相場全般は伸び悩んだ。

13日の米国株式市場は上昇。インフレがピークアウトした兆候に安心感が広がる一方、連邦準備理事会(FRB)による金融政策引き締めで米経済がリセッション(景気後退)に陥るとの懸念もくすぶっているという。

これを受けて日本株は、前週末の好地合いを引き継ぎ上値を追って始まった。主力銘柄を中心に幅広く物色されたものの、日経平均が2万7000円に接近すると利益確定売りがかさみ、前場中盤から失速した。

市場では「企業業績を受けた物色動向が相場全体を支えることになりそうだ。ただ、日経平均が2万7000円を目前にした水準では動きがもたつく」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)との声が聞かれる。

TOPIXは0.14%安で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆7247億0100万円。東証33業種では、倉庫・運輸関連業の上昇が目立つが、全体としては値下がり業種の方が多い。

個別では、ソフトバンクグループは小じっかりだったが、朝方は上値追いの展開となった東京エレクトロンが中盤から値を消した。また、同一業種であっても、マツダが上昇する半面、ホンダが大幅下落したように、決算内容によって株価の優劣が分かれている。

プライム市場の騰落数は、値上がり515銘柄(28%)に対し、値下がりが1278銘柄(69%)、変わらずが37銘柄(2%)だった。

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