マイナス金利解除しても、緩和環境は当面続く可能性高い=日銀総裁
ロイター / 2024年2月16日 12時14分
2月15日、日銀の植田和男総裁(写真)は、衆院財務金融委員会で、物価目標の持続的・安定的な実現を見通せる状況になれば、マイナス金利を含むさまざまな大規模緩和政策の継続の是非を検討していくことになるが「現時点での経済・物価見通しを前提にすると、先行きマイナス金利の解除等を実施したとしても、緩和的な金融環境は当面続く可能性が高い」と改めて述べた。写真は都内で昨年12月撮影(2024 ロイター/Issei Kato)
Takahiko Wada
[東京 16日 ロイター] - 日銀の植田和男総裁は16日、衆院財務金融委員会で、物価目標の持続的・安定的な実現を見通せる状況になれば、マイナス金利を含むさまざまな大規模緩和政策の継続の是非を検討していくことになるが「現時点での経済・物価見通しを前提にすると、先行きマイナス金利の解除等を実施したとしても、緩和的な金融環境は当面続く可能性が高い」と改めて述べた。
原口一博議員(立憲民主党・無所属)の質問に答えた。
植田総裁は、内外の情勢を丹念に点検し、物価目標実現の観点で適切な政策に努めていきたいとも述べた。
(和田崇彦)
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