トランプ氏弁護団、刑事裁判延期求め新書類 別被告の審理挙げる
ロイター / 2024年2月16日 13時32分
2月15日、トランプ前米大統領の弁護団は連邦最高裁判所に対し、2020年の大統領選での敗北を覆そうとしたとして起訴された刑事裁判を延期すべきだと述べた。写真は不倫相手への口止め料を巡る事件でニューヨークの裁判所に出廷したトランプ氏(2024年 ロイター/Andrew Kelly)
Andrew Chung John Kruzel
[15日 ロイター] - トランプ前米大統領の弁護団は15日、連邦最高裁判所に対し、2020年の大統領選での敗北を覆そうとしたとして起訴された刑事裁判を延期すべきだと述べた。別の裁判の審理が訴因の一部に影響する可能性があるためとしている。
新たな提出書類で、21年1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件に関与したジョセフ・フィッシャー被告を公務執行妨害罪で起訴できるかどうかが最高裁で近く審理されることを理由の一つに挙げた。トランプ氏は公務執行妨害罪とその共謀罪で起訴されている。
弁護団は「起訴された(4件の)うち半分の罪状を無効とする可能性のある案件がこの裁判所で係属中となっている一方で、複雑な刑事裁判を行うのは筋が通らない」と主張した。
フィッシャー被告に関する裁判の審理日程はまだ決まっていない。
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