インド農民デモ隊、首都への行進を一時停止 18日の政府協議まで

　農作物価格の引き上げを求めてインドの首都ニューデリーを目指して行進している農民デモ隊は１６日、自身らの組合が１８日に政府閣僚と再度協議を行うまでデモ行進を一時停止すると表明した。パンジャブ州とハリヤナ州の境の高速道路で１６日撮影（２０２４年　ロイター／Anushree Fadnavis）

Rupam Jain　Sunil Kataria

[アンバラ（インド） １６日 ロイター] - 農作物価格の引き上げを求めてインドの首都ニューデリーを目指して行進している農民デモ隊は１６日、自身らの組合が１８日に政府閣僚と再度協議を行うまでデモ行進を一時停止すると表明した。

１５日夜に農民代表と面会したムンダ農相は記者団に対し、「前向きな」内容だったとした上で「平和的に解決策を見いだせると信じている」と述べた。

デモ行進は農作物最低価格を巡る農民労働組合と政府の交渉が決裂したことを受けて今週始まり、１４日にはニューデリーの北約２００キロの地点で治安部隊と衝突した。