被爆者ら「核廃絶、叫び続ける」=平和賞授賞式のオスロへ

時事通信 / 2017年12月7日 21時21分

 ノルウェーのオスロで開かれるノーベル平和賞授賞式の関連イベントに参加する広島、長崎の被爆者らが7日夜、出発前に成田空港で記者会見した。被爆者らは「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」の受賞決定を喜びつつ、核廃絶への決意を新たにしていた。

 広島で被爆した箕牧智之さん(75)は「浮かれることなく、核兵器廃絶を叫び続ける」と強調。同じく広島で被爆した田中稔子さん(79)は「北朝鮮の問題で『周辺国も核武装を』と、とんでもない暴論が出ている。今こそ核兵器禁止条約が必要な時だ」と訴えた。

 長崎で被爆した宮田隆さん(78)は「日本が国として(受賞決定の)喜びをもっと示してほしい。憤りを感じる」と述べ、「ICANの活動は日本政府のアプローチと異なる」とする国の姿勢を批判した。

 この日は被爆者20人と被爆2世ら9人がオスロへ出発。現地のNGOが主催するパレードや核兵器禁止条約に関するセミナーなど、関連イベントに参加する。 

[時事通信社]

jiji

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