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中国本土の新型コロナ新規感染者が増加、入国者の感染が原因

ロイター / 2020年3月17日 16時13分

中国当局の17日の発表によると、中国本土の新型コロナウイルスの新たな感染者は16日に21人と、前日の16人から増加した。写真は3月16日、上海中心部で撮影(2020年 ロイター/Aly Song)

[北京/上海 17日 ロイター] - 中国当局の17日の発表によると、中国本土の新型コロナウイルスの新たな感染者は16日に21人と、前日の16人から増加した。国内の感染者は減っているが、海外からの渡航者が感染しているケースが後を絶たず、増加ペースをゼロに抑える当局の取り組みは難航している。

新規感染者のうち20人は海外から入国した感染者で、国内感染者は新型コロナの発生源とされる湖北省武漢市で確認された1人にとどまった。

海外から入国した感染者の数は4日連続で国内感染者数を上回った。

中国は、海外からの渡航者の検査を強化しており、北京では海外からの入国者全員に検疫施設での14日間の隔離を義務付けている。それでもなお、海外からの感染者が最も多いのは北京だ。

中国国家衛生健康委員会によると、16日時点の新型コロナによる死者は前日から13人増えて3226人となった。

こうした事態を受けて北京では、海外からの感染予防措置を厳格化。

北京首都国際空港では、国際線ターミナルに防疫線を張り、降機した渡航者に健康診断書の提出を求める。乗り継ぎ以外の渡航者は、近隣の検査施設から隔離措置のため指定された施設に送られる。

また感染者の発見を1カ所に集約するため、新設された北京大興国際空港の国際線発着を停止。すべて首都国際空港に振り向けることとした。

武漢市は、17日以降、海外からの渡航者全員に14日間の隔離措置を求める。隔離にかかる費用は個人負担となる。市の感染対策チームが17日、ウェブサイトに声明を掲載した。

湖北省の他都市と安徽省でも同様の措置が取られる。

*内容を追加します。

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