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今年の海外旅行、過去最大の前年比10.5%減の見通し=調査

ロイター / 2020年3月17日 18時53分

 コンサルティング会社ツーリズム・エコノミクスは、今年の海外旅行が前年比で少なくとも10.5%減と、過去最大の減少を記録するとの見通しを示した。写真はハンブルクの空港で16日撮影(2020年 ロイター/Fabian Bimmer)

[ロンドン 17日 ロイター] - コンサルティング会社ツーリズム・エコノミクスは、今年の海外旅行が前年比で少なくとも10.5%減と、過去最大の減少を記録するとの見通しを示した。新型コロナウイルスの感染が急激に拡大していることが背景。

同社は2週間前には、2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)の事例を基に1.5%の減少を予想していたが、今回、予想を大幅に下方修正した。2週間前の予測では、今年上半期中に感染拡大が終息し、7月までに旅行の回復が始まると想定していた。

ただ各国政府が大規模な感染対策を導入しており、旅行は大きく制限されている。

地域別では、アジア太平洋地域の海外旅行が15.4%減と、最大の減少が予想されている。中国の旅行減少が主因。

封じ込め対策が強化された場合は、海外旅行全体が最大で17.9%減少する可能性もあるという。

旅行・観光産業は世界の経済成長の10%以上を占める。同産業では約3億2000万人が働いている。

同社によると、旅行の需要は立ち直りが早く、新型コロナの感染拡大に歯止めがかかれば、急ピッチな回復が予想されるが、完全な回復は2023年以降になるとみられている。

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