米下院の重鎮議員が代理投票を提案、新型コロナで議会休会続く
ロイター / 2020年4月17日 10時57分
米民主党のマクガバン下院議事運営委員長(写真)は16日、新型コロナウイルス感染予防のため、議員が他の議員に代理投票の権限を与えて遠隔投票できるようにするルール変更を提案した。3月22日、ワシントンで撮影(2020年 ロイター/Mary F. Calvert)
[ワシントン 16日 ロイター] - 米民主党のマクガバン下院議事運営委員長は16日、新型コロナウイルス感染予防のため、議員が他の議員に代理投票の権限を与えて遠隔投票できるようにするルール変更を提案した。
新型コロナの流行を受けて議会では3月から審議が行われておらず、指導部は今週、休会期間を少なくとも5月4日まで延長することを決めた。ただ、共和、民主両党の指導部は、追加の経済対策を可決する必要性を訴えている。
マクガバン氏は声明で「新型コロナ流行が理由でワシントン入りできない議員は、代理投票の権限を与えられた議員に、全投票案件で詳細な指示を出すことが可能になる」とした。
代理投票を可能にするには、議事運営規則の一時的な変更案として、民主党が多数派を占める下院で可決する必要がある。代理投票にこれまで反対してきたペロシ下院議長は16日、実行可能な案はまだ見えてないが、マクガバン氏が出した結論は排除しないと表明した。
下院が3月下旬に2兆3000億ドル規模の景気対策の採決をした際は発声投票の方式をとった。共和党のトーマス・マシー議員が正式な氏名点呼投票を求めたため、複数の議員が急きょワシントン入りすることになったが、結局は同氏の要求は通らなかった。
マシー議員は、重要法案に関する各議員の投票動向は記録されるべきだと主張し、新型コロナに関する大型法案が再び審議されることになれば、点呼投票を改めて求める意向を示している。
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