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レバレッジ比率、20年度に限り最低3%維持 資金繰り支援=金融庁

ロイター / 2020年4月17日 17時31分

 4月17日、金融庁は、国際統一基準行を対象とするレバレッジ比率規制について、2020年度に限って現在の最低所要比率3%を維持すると発表した。写真は都内で2012年10月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[東京 17日 ロイター] - 金融庁は17日、国際統一基準行を対象とするレバレッジ比率規制について、2020年度に限って現在の最低所要比率3%を維持すると発表した。金融庁は日銀の要望を受け、日銀預け金をレバレッジ比率の分母に当たる「エクスポージャー額」から外すための告示案を同日公表した。

日銀預け金を算出から外すことで比率には上昇圧力がかかるため、各国当局は最低所要比率を引き上げることが国際合意で求められている。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞を受けて企業の資金繰りが悪化。銀行にさらなる貸し出しを促すため、金融庁は今年度に限ってレバレッジ比率を据え置くことにしたとみられる。

金融庁と日銀は8日の連絡会で、レバレッジ比率の算定に当たって日銀預け金を除外することで合意していた。[nL4N2BW1HD]

(和田崇彦)

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