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中国人民銀、20日に最優遇貸出金利引き下げへ=アナリスト

ロイター / 2020年4月17日 18時43分

 ロイターが市場関係者を対象に実施した調査によると、中国人民銀行(中央銀行)は20日、銀行の貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を引き下げる見通し。写真は北京で2月撮影(2020年 ロイター/JASON LEE)

[上海 17日 ロイター] - ロイターが市場関係者を対象に実施した調査によると、中国人民銀行(中央銀行)は20日、銀行の貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を引き下げる見通し。

同国の第1・四半期の経済成長率は、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に統計開始以来初めてマイナスとなった。人民銀行はLPRの引き下げを通じて景気を下支えするとみられている。

調査対象の市場関係者52人全員が引き下げを予想した。予想通りなら今年2度目の引き下げとなる。

1年物LPR については、46人が20ベーシスポイント(bp)の引き下げを予想。6人が10bpの引き下げを予想した。現行水準は4.05%。

住宅ローン金利に影響する5年物LPR については、21人が10bpの引き下げ、24人が5bpの引き下げ、1人が据え置きを予想した。

一部の市場関係者は、中国当局が景気支援のために不動産規制を緩和するかどうかを判断する手掛かりとして、5年物LPRの動向に注目している。

BNPパリバ(北京)の中国担当シニアエコノミスト、ジャクリーン・ロン氏は「銀行システムの流動性が潤沢になっている兆しはあるが、4月の業務再開の進展や高頻度経済データから判断すると、人民銀行は当面、緩和スタンスを維持するだろう」と述べた。

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