新型コロナの経済的影響緩和へ貿易拡大を＝世銀総裁

　１７日、世界銀行のマルパス総裁は、新型コロナウイルスのパンデミック（世界的流行）による景気後退から回復するために、世界各国が貿易量を増やす必要があるとし、食料備蓄を抱える国に対する懸念を示した。写真はマルパス総裁。２０１９年１１月撮影（２０２０年　ロイター/Florence Lo）

［ワシントン　１７日　ロイター］ - 世界銀行のマルパス総裁は１７日、新型コロナウイルスのパンデミック（世界的流行）による景気後退から回復するために、世界各国が貿易量を増やす必要があるとし、食料備蓄を抱える国に対する懸念を示した。

総裁は、パンデミックが保護貿易主義の拡大につながらないことを望むとし、「景気後退による打撃を緩和するために、各国は貿易を許可するべき」と述べた。