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米景気回復、来年末までかかる可能性─FRB議長=CBS

ロイター / 2020年5月18日 7時6分

 5月17日、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、米経済の回復プロセスは来年の終わりまで長引く可能性があるとし、完全な景気回復は新型コロナウイルスのワクチンが開発されるかどうかに左右されるとの認識を示した。2月撮影(2020年 ロイター/Yuri Gripas)

[ワシントン 17日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、米経済の回復プロセスは来年の終わりまで長引く可能性があるとし、完全な景気回復は新型コロナウイルスのワクチンが開発されるかどうかに左右されるとの認識を示した。

17日夜にCBSの番組「60ミニッツ」で放送される事前収録インタビューの一部がCBSの「フェース・ザ・ネーション」で放送された。

パウエル議長は「経済は回復する」とした上で「時間がかかるかもしれない。来年の終わりまで長引く可能性がある。本当に分からない」と語った。

また「新型コロナウイルス(感染)の第2波が起きないと想定した場合、経済は今年下期を通じて着実に回復するだろう。経済の完全な回復には国民の十分な信頼感が必要で、それにはワクチンの開発を待たなければならないかもしれない」とも述べた。

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