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スイス経済、新型コロナでGDP1000億ドル超下振れの可能性=政府

ロイター / 2020年6月17日 14時46分

<description role="descRole:caption"> 6月16日、スイス政府は、新型コロナウイルスの世界的流行(パンデミック)による影響で、同国の国内生産(GDP)は1000億ドル以上失われる可能性があるとの予想を示した。写真はジュネーブのビジネス街。2017年11月撮影(2020年 ロイター/Denis Balibouse) </description>

[チューリヒ 16日 ロイター] - スイス政府は16日、新型コロナウイルスの世界的流行(パンデミック)による影響で、同国の国内生産(GDP)は1000億ドル以上失われる可能性があるとの予想を示した。

政府は、今年のGDPを6520億スイスフラン(6872億6000万ドル)と予想し、昨年12月に示した7120億フランから下方修正した。また2021年についても、見通しを前回の7250億フランから6880億フランに引き下げた。

合わせて970億フラン(1022億5000万ドル)の下振れとなる。

政府のエコノミスト、ロナルド・インダーガンド氏は、「1人当たり(GDP)の減少は、1970年第半ばに匹敵する水準となる。克服には何年もかかる。経済が元に戻るのは2022年までにということになる」と述べた。

これより先、スイス経済省経済事務局は2020年は6.2%のマイナス成長となり、21年には緩やかに回復するとの予想を示している。

同氏はまた、海外の景気鈍化で国内の失業率が上昇し、貿易が低迷するとみられるとして、輸出に依存するスイス経済が新型コロナの影響から完全に脱却するにはより長い時間が必要となる可能性があるとの見方を示した。

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