野口さんら4人、国際宇宙ステーションへ 6カ月の滞在開始

　１１月１７日、国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）へのドッキングに成功したスペースＸの新型宇宙船「クルードラゴン」はドッキングから２時間後、連結部のハッチを開放。日本人宇宙飛行士・野口聡一さんらの６カ月に及ぶ宇宙での生活が始まった。写真はロケットの打ち上げの様子。フロリダ州 で１５日撮影（２０２０年　ロイター／Joe Skipper）

［ワシントン　１７日　ロイター］ - 国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）へのドッキングに成功したスペースＸの新型宇宙船「クルードラゴン」は、ドッキングから２時間後の米東部時間１７日午前１時（０６００ＧＭＴ、日本時間午後３時）、連結部のハッチを開放。日本人宇宙飛行士・野口聡一さんらの６カ月に及ぶ宇宙での生活が始まった。

マイク・ホプキンス船長は「スペースＸと米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）へ、これが宇宙飛行の新時代の幕開けだ」と述べた。数分後、野口さんと３人の米国人宇宙飛行士は宇宙ステーションへと降り立ち、ステーションに駐在する米国およびロシアの宇宙飛行士らと対面した。

ホプキンス船長は「２７時間の飛行は極めて順調だった。宇宙での生活が待ちきれなかった」と述べた。