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バイデン氏、ホワイトハウス高官に陣営幹部ら起用 安保専門家とも会議

ロイター / 2020年11月18日 8時24分

米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領は17日、ホワイトハウス高官に陣営幹部や民主党の下院議員を起用する人事を発表した。16日撮影(2020年 ロイター/KEVIN LAMARQUE)

[ウィルミントン(デラウェア州) 17日 ロイター] - 米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領は17日、ホワイトハウス高官に陣営幹部や民主党の下院議員を起用する人事を発表した。

バイデン氏の政権移行チームが公表した声明によると、バイデン陣営のジェン・オマリー・ディロン選対本部長が大統領次席補佐官に起用される見込み。

側近のマイク・ドニロン氏とスティーブ・リチェッティ氏はそれぞれ大統領上級顧問と大統領顧問に就く。

側近のロン・クライン氏はすでに首席補佐官に任命されている。

バイデン陣営の全米共同議長を務めたセドリック・リッチモンド下院議員(ルイジアナ州選出)は議員を辞任し、上級顧問に就任する。

バイデン氏はさらに多くの高官を指名する可能性があるが、閣僚人事に関してはまだ数週間かかる見込み。

バイデン氏はこの日、国家安全保障の専門家らとバーチャル会議を開催。一部がメディアに公開された。外交ポストに検討されているアントニー・ブリンケン元国務副長官、アブリル・ヘインズ元国家安全保障担当次席大統領補佐官、サマンサ・パワー元国連大使らが参加した。

バイデン氏は、次期大統領として「分断された国と混乱した世界を引き継ぐ」ことになると指摘。また、「通常ならば既に行われているはずのブリーフィングを受けられずにいる」と述べ、トランプ大統領が大統領選での敗北を認めていないため、機密情報のブリーフィングを受けられずにいる現状に言及した。

これまで電話会談した13人の外国首脳には「米国は復活した。米国はもはや孤立していない」と伝えたと説明した。イスラエル首相府は同日、ネタニヤフ首相とバイデン氏が電話会談し、「温かな雰囲気で会話を交わした」と発表した。

<決定的証拠はない>

トランプ大統領は選挙で不正が横行したと繰り返し主張し、同氏の選対陣営は選挙結果を巡り複数の激戦州で訴訟を提起している。

トランプ陣営の広報官、エリン・ペリーン氏はFOXニュースの番組で陣営側の主張の正当性を強調。ただ、陣営側が持っている証拠について問われると「それも含めて私たちは追求している。決定的なものはない。多少時間がかかるだろう」と述べた。

激戦州の1つであるペンシルベニア州の連邦地裁では、トランプ陣営が州当局によるバイデン氏の勝利認定を阻止するために起こした訴訟の審理がこの日開かれた。トランプ氏に不利な判決が下されれば、選挙結果を覆す可能性はさらに小さくなる。

*内容を追加しました。

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