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中国とロシアが対北朝鮮制裁を妨害、ドイツが名指しで非難

ロイター / 2020年11月18日 7時38分

 11月17日、北朝鮮に対する国連制裁を巡って、ドイツのホイスゲン国連大使(写真左)は、中国とロシアが妨害していると名指しで非難した。ニューヨークで2019年6月撮影(2020年 ロイター/Shannon Stapleton)

[国連 17日 ロイター] - 北朝鮮に対する国連制裁を巡って、ドイツのホイスゲン国連大使は17日、中国とロシアが妨害していると名指しで非難した。

国連安保理は2017年、北朝鮮の石油精製品の輸入上限を年50万バレルに制限。

中国とロシアは北朝鮮への石油精製品輸出を継続しているが、両国とも輸出量を「バレル」ではなく「トン」で報告しており、単位の換算基準を巡って理事会内で折り合いがつかず、北朝鮮が制裁に違反しているかどうかの判断ができないという。

ホイスゲン氏は「この問題は3年も続いており、ロシアと中国が手続きを遅らせている。両国が問題を政治化させていることは明白だ」と述べた。

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