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自民総裁選、投資家6割超が河野氏の勝利を予想=野村調査

ロイター / 2021年9月17日 14時4分

 9月17日、野村証券が自民党総裁選など日本の政治イベントについて投資家向けに実施した調査によると、6割以上が次期首相として河野太郎行政改革・規制改革担当相(写真)を予想した。写真は都内で16日撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 17日 ロイター] - 野村証券が自民党総裁選など日本の政治イベントについて投資家向けに実施した調査によると、6割以上が次期首相として河野太郎行政改革・規制改革担当相を予想した。また、高市早苗前総務相が総裁選に勝利した際は、最も株高・円安が進むとの見方が多かった。調査期間は9月14―16日で、国内外の投資家100人超が回答した。

次期首相として河野氏を予想する回答は全体の65%。2位は岸田文雄前政調会長(22%)、3位は高市氏(13%)だった。

各候補者が勝利した場合に想定される株式市場の反応(TOPIXの変化率)については、高市氏勝利の場合、40%が「2%を超える上昇」を見込み、最も株高期待が強かった。ただ、高市氏勝利の場合は、株安を予想する見方も3割ほど存在し、見解が分かれた。

河野氏勝利の場合は、33%が「2%以上の上昇」、28%が「0.5%から2.0%の上昇」を予想。岸田氏勝利の場合では、10%が「2%以上の上昇」を予想するが、36%が「レンジ圏」を見込んでいる。

ドル円相場の反応については、高市氏勝利の場合には13%が「2%を超える上昇」、 27%が「0.5%から2.0%の上昇」を見込み、ドル高/円安での反応を予想する回答者が多かった。岸田氏や河野氏勝利の場合では、ともに6割以上が「レンジ圏」と答えた。

日本10年国債利回りの反応については、高市氏勝利の場合に金利上昇を見込む向きがやや多くなった。回答者の8%が「5bpを超える上昇」、22%が「2bpから5bpの上昇」を予想している。

一方、岸田氏や河野氏勝利の場合、8割以上が「レンジ圏」を予想し、株式市場やドル/円相場の反応と比較して、総裁選の結果で日本の金利が動くとの見方は少なかった。

16日夕に出馬を表明した野田聖子幹事長代行は調査対象には含まれていない。

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